旅行経験を元に、イーストボーン経由でのロンドンからの行き方をどこよりも細かく解説し、セブンシスターズ付近での3つのルートについても最新の情報を徹底解説していきます
この記事でわかること
- ロンドンからセブンシスターズまでの行き方(イーストボーン経由)
- セブンシスターズ付近での3つのルートの違いと注意点
- セブンシスターズ観光の注意点
イギリス・ロンドン旅行される方は参考になると思います。
旅行体験記はこちらから>>冬のセブンシスターズ一人旅|めちゃくちゃ疲れる!!【イギリス旅行記】
セブンシスターズはロンドンから日帰りで行ける
セブンシスターズを見に行くためには、ロンドンから約100キロ南下したこのCuckmere Havenという場所に行きましょう。(ここからSevenSistersが見える場所まで歩くよ)
一見ロンドンから遠いようにも見えますが、ロンドンから近くの町まで電車で一本で行けることもあり、片道約2時間半で行けます。
セブンシスターズ付近にはお店はなく、長く滞在できるような場所ではないので日帰りで十分。
ちなみにロンドンからの交通費は電車が往復35ポンド、バスが往復5ポンドなので合計で約5,500円。電車代は早めに予約しておくと最安で10ポンドまで安くできます(詳しい行き方は後で解説)
セブンシスターズには楽しめるスポットが3つある
セブンシスターズに行くためには、まずはここの「Seven Sisters Park Centre」というバス停まで行くことになるのですが、なんとそこから3つのルートが存在し、3つのルートそれぞれが違う景色が楽しめるようになっています。
その3つのスポットはこのような感じです
- セブンシスターズの崖の真上まで行くコース
- セブンシスターズの崖の真下の海岸まで行くコース
- セブンシスターズの全体が見える丘まで行くコース
すべて魅力的なのですが、川や崖で分断されていて3つのスポット間を直接移動することはできません。なのでどのルートを行くか選ぶ必要があります。
全部行ってもいいですが、3往復するので疲れます(私は崖を登れたので2往復しかしなかったんですけどね、、詳しくは下記の旅行記で)
3つのスポットのそれぞれの魅力
私は全部廻ったのでそれぞれの良さを解説します
1. 崖の真上まで行くコース
崖の上まで行くコースは、セブンシスターズの崖の真上から海上の景色を楽しむことができるところが魅力です。ただし崖は崩れやすく危険なのでギリギリまで近づきことはできません
私が行ったときは、天気が良くなかったのもあって風がめちゃくちゃ強くてとても崖には近づけませんでした。
2. 崖の真下の海岸まで行くコース
セブンシスターズの崖の真下の海岸まで行くコースはセブンシスターズの崖を真下から触ることができるところが魅力です。ビーチにもなっているので、夏には海水浴を楽しむこともできます(ただし、周りには何もない)
このコースは近すぎるのでセブンシスターズは一部しか見えません(スリーシスターズぐらい)
3. セブンシスターズの全貌が見える丘まで歩くコース
セブンシスターズの全貌が見えるコースは、一番美しいセブンシスターズが観られるところが魅力です。セブンシスターズといえばこの景色なので、どれか一つを選ぶなら、このコースが一番おすすめです。
ただし、このコースだけ全然道が整備されていないので、天気が悪いと泥だらけです。(私は前日の雨の影響で道のコンディションは最悪でした、尻もちをついて泥だらけになりました)
セブンシスターズまでの行き方【ロンドンからイーストボーン経由】
ロンドンからセブンシスターズまでの行き方はいくつかありますが、セブンシスターズの近くのどこの町からバスに乗るかの違いなので大きな違いはありません。私は冬で日照時間が少ないということもあったので、バスの時間が一番短いイーストボーン経由で行きました。
ロンドンからセブンシスターズまでの具体的な経路(イーストボーン経由)
- ロンドンヴィクトリア駅(Victoria) からサザンレールウェイ(Southern Railway)という鉄道でイーストボーン駅(East Bourne)まで行く(約1時間半)
- イーストボーン駅(East Bourne)で12番のブライトン(Brighton)行きのバスに乗ってセブンシスターズ・パークセンター(Seven Sisters Park Centre)まで行く(約15分)
- セブンシスターズのビジターセンター(Visiter Centre)で一休みして、地図をもらう
- 海岸まで歩く(既に解説したように、3つのルートがある)
帰りは同じルートを戻るだけで大丈夫です、帰りはあえてブライトンから帰ってどちらの町も観光するというのもありですね(その代わり、電車代が高くなりますが)
ロンドンヴィクトリア駅(Victoria)からイーストボーン駅(EastBourne)まで
まず、サザンレールウェイの発着駅である「ロンドンヴィクトリア駅」まで行ってください。地下鉄(Under Ground)で行けます。
地下鉄のヴィクトリア駅とサザンレールウェイのヴィクトリア駅は直結していないので、一度地下鉄の駅の外に出てから2分ほど歩く必要があることに注意してください。
ヴィクトリア駅の自動券売機で、目的地にEastBourneと入力してEastBoune行きの往復チケットを購入します。往復35ポンドで、座席指定て・時間指定はないです。
早めに日程が決まっているなら、こちらのサザンレールウェイのHPからネットから予約して購入することもできます。早めに購入すれば最安で往復10ポンドでチケットが買えますが、当日の天気がわからないのと、列車の時間が指定されてしまうというデメリットもあるので悩ましいところです。
天気が悪いと道が最悪な上に、景色もそこまで良くないので、天気の悪くなりやすい冬の場合はチケットを予約しないことをおすすめします。
チケットを購入したら、駅の電光掲示板からEastBourne行きの電車のプラットフォームと発着時間を確認して、電車に乗り込みましょう。
このとき座席は自由ですが、イーストボーン行きの列車は車両番号(coach)によって行き先が違う(途中で連結が外れる)ので、車内の電光掲示版を観るか、アナウンスを頑張って聞いて自分の乗っている車両がイーストボーンに着くのか確認するようにしてください。(帰りは全部の車両がヴィクトリア駅に向かうので大丈夫でした)
イーストボーン駅(East Bourne)からセブンシスターズ・パークセンター(Seven Sisters Park Centre)まで
イーストボーン駅の目の前にバス停があるので、ブライトン行きの方のバス停から12番のバスに乗ってください。私は最初に間違って反対方向行きのバス停で待っていたので注意してください、横断歩道を渡った先にある方のバス停がブライトン行きです。
ロンドンで使えるオイスターカードは使えないので、運転手に直接バス代を払います。現金で払う場合は行き先を聞かれるのでセブンシスターズまでと伝えて、往復で5ポンドを支払ってください。
バスに乗ったらSeven Sisters Park Centreのバス停で降りると目の前にビジターセンター(Visiter Centre)があります。この先は電波が通じなくなる可能性があるので、ここに立ち寄って地図をもらうことをおすすめします。ここでは立体的な地図を使って行き方を説明してもらえました。
ビジターセンターからの行き方|3つのルート
地図をもらわなくても大丈夫なように、ここにも載せておきます。もらった地図はこれです。緑、橙、ピンクのルートが先程解説した3つのルートです。
意外と道のりは長いので頑張って!
- 緑のルート: セブンシスターズの崖の上まで行くコース
- 橙のルート: セブンシスターズの崖の真下の海岸まで行くコース
- ピンクのルート: セブンシスターズの全貌が見える丘まで行くコース(2通りある)
セブンシスターズ観光の注意点
私の失敗を元に、セブンシスターズ観光する上で注意することをまとめました。
- ロンドン・ヴィクトリア駅からイーストボーン駅までの電車は車両によって目的地が違うので、車両番号に気をつける
- 天気の悪い日は行かない(霧でよく見えない、泥だらけになる)
- たくさん歩くので、歩きやすい靴、服装で行く
- ビジターセンターで地図をもらっていく(道のりが少し長いので不安になる)
- 風がめちゃくちゃ強いので荷物や人間が吹き飛ばされないように注意する
- 全貌が見える丘まで行く道のりは雨の後だと泥だらけになるので注意する
- ビジターセンターの前のカフェ以外お店は何もないので、飲み物は絶対に持っていく
天気の悪い日は本当におすすめしません。曇りの日ですらこんな感じです
まとめ: セブンシスターズは天気がいい日に行こう
一番大事なことは絶対に晴れた日に行くことです。
曇りの日に行ったために、私は景色が微妙、風が強い、海が荒れている、霧がかかっている、泥だらけになるという被害を被りました。雨なら行っちゃ駄目なレベルだと言えます。
そしてGoogleMapに記録されていたこの日の総歩行距離は11kmでした。歩き疲れることは覚悟しておいた方がいいですね、行かれる場合は頑張ってください!
これからセブンシスターズに行かれるかもしれない方の少しでも参考になれば幸いです
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