仮想通貨取引所のひとつ、bitbankのAPIを使って仮想通貨の購入、売却を自動で行ってくれるPythonのプログラムを作ります。
ここでは、私が作成した過程を紹介します。
bitbankの口座を開設
こちらから、無料口座開設できます ⇒ http://bitbank.cc
審査があるのですぐにはできません、5日くらいかかるっぽいです
二段階認証の設定
これをしないとAPIキーは発行できませんので、bitbankにログインをし、セキュリティの項目から二段階認証を設定します
bitbankのAPIキーを発行
bitbank の公式の説明はこちら
bitbank にログインをし、APIの項目からAPIキーの発行を選択するとAPIキーが発行できます。
※このとき、権限の欄の参照と取引はONにしておいてください。 (出金はとりあえずOFFでいいです)
そして、APIキーの確認をし、APIキーとシークレットの欄を確認してください、この二つの文字列はプログラムに書きます。
※この2つ(APIキーとシークレット)が分かれば誰でも口座の取引が勝手にできてしまうので、絶対に誰にも見せないようにしてください
Python用のbitbank APIライブラリをインストール
これをダウンロードしてimportできるようにします ⇒ https://github.com/bitbankinc/python-bitbankcc
WindowsでインストールしたPythonを使うとき
windowsならコマンドプロンプトで以下のコマンドを実行すればインストールできます。
pip install git+https://github.com/bitbankinc/python-bitbankcc.git
Anacondaを使うとき
ですが私はAnaconda3でbitbank用の仮想環境を作成してやるのでその過程を説明します
Anaconda Navigatorから仮想環境を作成
- Anaconda Navigator を開きEnvironmentタブを開く
- 左下のCreateから仮想環境を作る(Pythonのバージョンは3以降なら何でもいいと思います)
- 右側のモジュール一覧からRequestsを探してapply(インストール)しておく
- 右側の▶からOpen Terminalを選択してターミナルを起動し、以下のコマンドを入力してライブラリをインストールする
pip install git+https://github.com/bitbankinc/python-bitbankcc.git
- Anaconda Navigator へ戻り、Jupyter Notebookを使うために、作成した仮想環境を選択したままHomeタブを開く
- Jupyter Notebookをインストール
これで、Anaconda(Jupyter Notebook)を使って開発する準備ができたのでコードを書きます。
コードを書く
Jupyter Notebookを開き Anaconda3 / envs / (作成した仮想環境) / まで移動する
右側のnewからPython3を選択して新しくpythonスクリプトを作成
あとはコードを記述して実行するだけですね
コードを書くときの参考 ⇒ https://github.com/bitbankinc/python-bitbankcc